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リストーラ久留島の言いたい放題


自分の歌の紹介、動物に対する思いや社会問題、スポーツなどについて語ります
by kurukurutomo

謙虚さと柔軟さが日本を救う

国内唯一・世界第3位の半導体DRAMメーカー「エルピーダメモリ」が倒産したニュースを聞いて日本の製造業の将来が暗いものだと感じました。

円高の影響も当然あったでしょうが、家電を中心に日本の製造メーカーはとにかく新商品の販売を優先し、アフターサービスよりも商品を買わすことに重点を置いてきました。

最近は、電気製品を修理に出しても買い換えるという選択肢しかないような感じで、デジタル化という波は
テレビ離れという国民を増やす結果になったような気がします。

技術者を大事にしない日本の方向性は、技術が韓国や中国に流出し、日本の宝を蔑ろにしてしまいました。
一部の者の利益を守る為に、国益を損なう結果になったと言っても過言ではないでしょう。

確かに日本の技術は高いものだと思うのですが、近隣のアジア諸国に対する考え方が甘いように思えるのです。
どうしたって、日本に追いつけるはずは無いだろうという過信があったように私は思うのです。
テレビでは、中国のいい加減でずさんなニュースを流し、小馬鹿にしたような報道をします。

私は、中国国家は一党独裁のろくでもない国家だと思いますが、中国の見方が偏見にまみれているように思えるのです。

震災後1年経ち、中国人の観光客だけが震災前以上に増え、形は変われど日本の商品を多く買ってくれています。
そのニュースのほとんどは「爆買い」という表現をしますが、何か見下げた表現で、間違っているような気がします。

日本の商品に対し、信頼度が高く、日本の商品を好んで買ってくれていることに感謝するべきなのに、「爆買い」という言い方はおかしいと思うのです。

昔、バブルの頃に、日本人がフランスでブランド品を買っていた時も現地では日本人のブランド買い観光客をフランス人は小馬鹿にしていた光景と似ていると思うのです。

アメリカでも日本の車に対して、アメリカの車に脅威を与えるなんて初めは思わなかったと思うし、勢いを増してアメリカの象徴的な物を買収する日本企業に対して、批判的な言葉を吐いていたと思うのです。

何か、童話の「うさぎとかめ」のような図式が世界の中で繰り返されているような気がするのです。
現在勢いのある韓国や中国の家電商品も将来、インドネシアやマレーシアのような国に追いつかれ追い抜かれるかもしれないです。

日本がアジアの中で特別な存在である為には、謙虚さと柔軟さを大切にしてゆかなければいけないと思うのです。

例えば、製造大国という誇りを捨て、観光大国に移行する事も選択肢の一つだと思うのです。
日本ほど安全な国はなく、人に親切で、思いやりのある感謝の国というメリットを活かして外国人観光客を増やしてゆくことに進んでもいいと思うのです。

私は、常々日本の高齢化社会と少子化問題を解決する希望として、外国人移民の受け入れをやるべきだと言っていますが、実際、日本の底辺を外国人不法労働者が支えている現状があるので、審査を通し、正規に移民を受け入れ、移民緩和をすると同時に、不法労働者を減らすべきだと思うのです。

日本の企業も外国人留学生の採用を増やしている背景には、その留学生の母国での販売促進の目的はありましたが、大きな要因として、日本人の一般学生より優秀な学生が多いということらしいです。

日本は受験が終わると学ばなくなるという風潮があり、学生生活で目的意識が高い留学生と差が出てしまうようです。

だから、東大などの秋入学はデメリットが大きいにも関わらず、そんな話が出てくるのは、やはり、優秀な人材を海外に求めているからだと思うのです。

日本を立て直すには、日本人だけではなく、日本に住む日本を愛する人たちで行わなければいけないと思うので、民族差別をするような偏見は捨て、個人個人を見極める心が必要だと私は思います。

# by kurukurutomo | 2012-03-08 00:04

日本代表のシリア戦を終えて...

今夜、アウェイで行われたシリア戦ですが、酷いピッチを言い訳にしている人もいますが、相変わらずコンデションが変わると自分たちのサッカーが出来ない日本人特有の悪い面が出ましたね。

日本人選手は、少しプレスが厳しくなると基本的なプレーが出来なくなり、小さなミスを重ねてしまいます。
それでも、チャンスを確実に決め、ゴールキーパーの判断が良ければ、勝てなくても引き分けで終われた試合でした。

ゴールキーパーの失点は、ミスとは言えませんが、2失点とも取りにゆくのではなく、パンチングではじき出すことをしていれば、防げた点でしたね。

特に、2点目はハーフボレーで蹴られたシュートだったので、キーパーにとって難しいボールですが、正面だったので、両手でいきましたが、片手でパンチグする方が、良かったでしょうね。

兎に角、後2試合はどれだけチャンスを確実に得点し、大量点を取ることだけが焦点ですね。
日本が、運良く予選を突破してオリンピックに出れたとしても、このチームでは上に勝ち進めないのは明白で、清武選手や大津選手だけでなく、宮市選手も入れてチームを作り直す必要があると思います。

永井選手の速さは魅力ですが、フォワード陣が弱すぎます。
オーバーエージ枠をフルに使い、左サイドとフォワードとボランチを修正する必要があると思います。

特に、フォワードは人材が薄いので、イングランドでほとんど試合に出ていない宮市を呼んで使ってみてもいいと思うのです。

代表実績を積めば、イングランドでもプラスになると思うので、是非使って欲しいですね。
それにしても、今日の試合の解説をしていた松木安太郎氏は、シリアの決勝点を無回転ボールと言っていましたが、「最近は何でもかんでも無回転と言い過ぎ」だと思います。

ボレーのボールは急速なドライブがかかるのは当たり前で、それを無回転と言うのは、ゴールキーパーを擁護する為に言ったのだったら、ちゃんとした解説をするべきだと私は思いました。

まぁ、これからが本当の勝負ですね!頑張れ日本代表!!

# by kurukurutomo | 2012-02-06 00:10

貴重な外国人介護士候補をもっと大切に考えるべきだ!

【介護福祉士の国家試験が29日、全国各地で行われ、EPA(経済連携協定)に基づいて、インドネシアなどから来日した外国人介護福祉士候補者95人が初めて受験した。

日本人でも合格率は例年50%程度にとどまっており、候補者の合格率が焦点になっている。合格発表は3月28日。

 受験したのは2008年8月に来日し、介護施設で3年以上の実務経験を積んだインドネシア人らで、日本人と同じ筆記試験問題に臨んだ。問題文は外国人も理解しやすいように、難解な漢字に仮名を振るなど配慮されている。

 EPAの介護福祉士候補者は原則、4年間の滞在中に1回だけ受験が可能で、合格すれば日本で働き続けられる。ただ、今回の受験者は不合格でも、一定の試験成績などを条件に、政府が例外的に1年間の滞在延長を認めるため、来年も受験できる。現在、インドネシア人とフィリピン人の計約570人が、就労しながら資格取得を目指している。】

このニュースを聞くと、日本政府も少しは譲歩したように思えますが、介護の現場で人手不足が問題となっているのに、日本という国はアジアの小国には強気な姿勢が覗えると思う。

本来、日本で真面目に日本語と仕事と習慣に馴染もうと一生懸命に頑張る外国人に対して、貴重な人材という観念が全く見受けられないのです。

引き受ける施設も労働時間外に語学や介護の勉強をしてあげているのに、厳しい条件の試験に落ちたからといって、母国に帰してしまうことは、施設にとって無駄骨になってしまうし、大きな損失になり、これからのEPAという制度にも悪影響を及ぼすと思われるのです。

それに、今の日本は超高齢化社会に向かう一方で、少子化問題を抱えています。
今でも年金制度の破綻が噂される中で、この先、少ない働き手で多くの高齢者を支える日本の現状を考えると大きな岐路に立たされていると思うのです。

多くの日本人は日本の技術力と勤勉さがあれば、必ず日本は再生されると言うでしょうが、
確実に日本の消費市場は狭くなるのに、内向きのままでは、小さな市場のお金をみんなで取り合うことになり、富む者と貧しい者という2極化した世の中になってしまうような気がします。

日本人は、外国人を受け入れることに消極的で、外国人=不法労働=犯罪というイメージが強いように思えます。

確かに、犯罪目的に日本に入る悪い外国人も要るでしょうが、看護士や介護士を目指して頑張る外国人は貴重な人材として扱わなければいけないと私は思うのです。

私の考えは日本人の中では、少数派なので、反論は多いでしょうが、やはり、これからの日本は外国人移民を受け入れてゆくべきだと思うのです。

確かに、リスクはあると思うので、希望すれば誰でも受け入れるというのではなく、EPAや外国人研修員制度や留学などで、日本に対する思いや姿勢に問題が無ければ受け入れてゆくべきだと思うのです。

そして、住みやすい日本という地で子供を生み、育ててゆくことで、少しでも少子化の流れを良い方向に変えてゆくべきだと思うのです。

日本に置かれている状況を日本人自身が理解していないことを度々気づくことがあります。
震災後、外国人観光客が激減する中、最近になりようやく中国人の観光客は増え、旧正月の連休の中、多くの中国人観光客が日本を訪れました。

その様子をニュースでみると、「爆買い」という表現の中国人韓国客に対し、ちょっと失礼な表現な感じがします。
日本で、多くのお金を落としてくれること自体、有難いことなのに、「爆買い」という表現は、とても好意的には受け止められないのです。

以前、日本が高度成長期だった頃のアメリカが日本に対する嫌悪感が混ざった見方に似ているように思えるのです。

中国というイメージは日本人にとって、あまり良く無いですが、中国国家を背負う中国共産党や軍部とは一線を引かないと良い面までも潰してしまうような気がします。

日本に来る中国人観光客は、原発事故においても「ちゃんと対応しているから心配していない」と言っていたり、
日本の製品に対する信用度は高く、日本に対して好意的な中国人も少なくないようにも思えてきます。

まぁ、日本が大嫌いなら日本に来て、お金を使わないでしょうし、中国、韓国が反日の教育で偏りすぎてるというイメージは、逆に日本人の方が強いのかもしれないです。

インターネットの普及で、限られたメディアから幅広く世界を見れるのだから、今の日本が軍国主義の時代の日本とは全く違うことは、浸透していると思うので、対立する部分と相互理解をする部分を分けて考えるべきだと思うのです。

いい意味で、競い合い、お互いの市場を刺激しあうことが大切だと思うのです。
ユニクロやコンビニやそしてAKBといった芸能の部分でもお互いの国にとって、メリットの大きいことは、多々あると思うのです。

内向きにならず、外にも目を向き、日本の基盤を支えるのは、日本人だけでなく、日本を愛する外国人にも支えてもらうことを考えてゆくべきだと私は思うのです。

それから、「難民の受け入れ」ももっと積極的にする義務はあるでしょうね!

# by kurukurutomo | 2012-01-30 23:37

把瑠都への「帰れコール」は間違っている

 大相撲初場所は、 把瑠都の初優勝となり、来場所の横綱への夢が膨らむ場所となりました。
場所の後半になるにつれ、落ち着いた相撲を取り、大きな身体を活かした相撲をとっていたように思えます。   
ただ、稀勢の里との対戦は好取組になる予想を裏切るような一瞬で終わるはたき込みという結果に終わったのは私も残念でしたが、それ以上に残念というか、怒りが湧き起こったのは、一部の観客が把瑠都へ「帰れコール」を浴びせたことですね。

例え、期待の一番があっけない幕切れになったとはいえ、観客が把瑠都へ「帰れコール」を浴びせるのは、マナーに反するし、失礼なことだと思うのです。

その光景を見ていた相撲関係者たちもそれに対して肯定的のような感じがし、ある局のアナウンサーは、「相撲は勝ち星を積み上げるだけのものではない」と言って、把瑠都を批判していたのです。

横綱審議委員もこの勝負について、凄く批判をしており、「品格」が問われるとまで言い、次の大阪場所で連続優勝したとしても、横綱昇進は認めないという風にも言っていました。

私は、稀勢の里との対戦は、立合いのしきりが合わず、中途半端な立合いで、頭の下がった稀勢の里をとっさに引き落としてしまったのだと思うのです。
相手が格下ならともかく、同じ大関同士なので、ここまで叩くのは、おかしいと思うのです。

もし、これが逆に優勝のかかる状況の稀勢の里が、他の大関を変化して勝利したなら、ここまで批判はしないと思うのです。
要するに、相撲ファンからすると日本人関取に優勝の目があったのに、堂々と勝負せず勝ったのが気に入らないのです。
時に相撲を神儀と言い、感情を表に出すことも許されないという美学がありますが、相撲協会のやっていることは
興行であり、メディアもスポーツの枠で相撲を語っています。

ルールに反するなら駄目ですが、優勝がかかる大事な取り組みで、1番このような決まり手があったからと言って、観客が「帰れコール」するのは、人としての品格を疑われると思うのです。

品格、品格と大層に言うならば、それを観戦する者たちにも最低限のマナーを守る義務があるでしょう。
私は、外国で日本人選手が活躍したにもかかわらず、勝ち方が悪いからと言って、「帰れコール」をされたなら、その国や文化に対して嫌悪感を感じてしまうでしょう。

相撲道、美学的に残念なことではあるでしょうが、これほどまでに批難するのは間違っていると私は思うのです。
取り組みで、相手が変化してもそれに対応しつつ、すばやく前に出る姿勢の裏には、足の運びや頭の位置だとか、技量を向上させる日頃の稽古だと思うのです。

この取り組みで簡単に引き落とされた稀勢の里の技量がまだ未熟なところがあり、負けた方が悪いという見方も有りだと思うのです。
実際、この後の取り組みで大関、日馬富士が、変化により横綱、白鵬に勝った時も、白鵬は「変化すると思わなかった」と言いつつ、「負けた自分が悪い」とも言っていたそうです。
やはり、勝負事なので、真剣勝負の勝ち星は大切なもので、ましてや優勝するには「どうしても繋げたい勝ち星というものはあるはずなので、多少は寛容に観てあげるべきだと私は思います。

# by kurukurutomo | 2012-01-24 15:31

日本国民よりアメリカを優先した原発にかかわる役人たち!

私は、福島原発事故後、政府は何故速やかに「SPEEDI」(放射性物質飛散予測)を国民に公開しなかったのかを考えていましたが、大金をかけて研究してきたこのシステムは国民の為のものではなく、一部の者たちのシステムなんだと確信していました。

それは、日本特有の天下り利権の温床の1つだと思われていましたが、今日のネットニュースを見て、日本がアメリカの属国であることを再認識してしまいました。


そのニュースは次のとおりです。
『東京電力福島第一原子力発電所の事故原因を究明する国会の「事故調査委員会」は、初めての本格的な質疑を行い、参考人として招致された文部省の担当者が、放射性物質の拡散を予測する「SPEEDI」と呼ばれるシステムによる予測データを、事故の直後に、アメリカ軍に提供していたことを明らかにしました。

国会の事故調査委員会は、16日、政府の事故調査・検証委員会の畑村委員長や東京電力の事故調査委員会の委員長を務める山崎副社長らを参考人として招致し、公開で初めての本格的な質疑を行いました。この中で、文部科学省科学技術・学術政策局の渡辺次長は、放射性物質の拡散を予測する「SPEEDI」と呼ばれるシステムで、事故の直後に行った予測のデータについて、外務省を通じて直ちにアメリカ軍に提供していたことを明らかにしました。SPEEDIのデータは、文部科学省が「実態を正確に反映していない予測データの公表は、無用の混乱を招きかねない」として、一部を除き、事故の発生から2か月近く公表しませんでしたが、アメリカ軍に提供した理由について、渡辺次長は「緊急事態に対応してもらう機関に、情報提供する一環として連絡した」と説明しました。』

そもそも、「実態を正確に反映していない予測データの公表は、無用の混乱を招きかねない」こんなことを言うこと自体、国民を馬鹿にしていると思うのです。

100年に一度あるかないかの、ここぞという時の「SPEEDI」というシステムが、実態を正確に反映していないというならば、何故大金を使って研究してきたのかと疑問に思うのです。
それに、無用の混乱を招きかねないという発想は、放射性物質に被曝する恐れがあるのに、呑気にこんなことを言うのは、犯罪に近いと思うのです。

実際、避難する方向に誤りがあり、この情報を公開していれば、多くの被曝をしなかった人が、知らずに放射性物質が飛散する方向に避難し、被害を受けてしまったのです。

それに、「SPEEDI」の飛散予測は正しく機能していて、被災地には何の意味も無いものになってしまいました。

事後後、アメリカの空母が日本から早々に離れて行きましたが、日本がこの情報を提供したから危険を感じ離れて行ったと思われるので、政府や東京電力、安全委員会、安全保安院、文部科学省は大きな罪を犯したことになると思うのです。

この他にも東京大学の御用学者たちの発言も結果的に間違いが多く、もしかしたら自分たちの保身の為に、嘘をついたのではと思ってしまうのです。

この原発推進する役人たちは美味しい汁をすするだけで、責任は誰も取らないのです。
先日、NHKで海の汚染の実態を調査するドキュメントをやっていましたが、役人は海に流れ出たセシウムは拡散され薄れてゆくので、海の汚染はしないと述べていましたが、実際は、拡散されず海底に沈み、ホットスポット的に高い数値を出していたようです。

拡散せず、福島の近辺でおさまっているなら、まだ対応も可能ですが、このホットスポットは東京湾にも及び、江戸川の河口などは、高い数値を出しているので、汚染された海は予測がつかない状況になっているのかもしれないです。

原発の安全性どころか、原子力発電で生まれる核廃棄物の処理方法もちゃんと出来ないのに、推進してゆくやり方は、無茶苦茶だと思うのです。

未だに関係者たちは安全性を崩さず、想定外という言葉で逃げていますが、そんなに安全というなら、関係者は家族で原発の近くに住めばいいのです。

それか、都市部にのみ原発を造ればいいのです。どうせ、電力を多く使用するのは都市部なのだから、その方が効率がいいと思うのです。

ただ、その時に市民の賛否をちゃんと検証して建てて欲しいものです。
それが出来ないなら原子力に頼らない道を選ぶべきだと思うのです!

# by kurukurutomo | 2012-01-17 21:24