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リストーラ久留島の言いたい放題


自分の歌の紹介、動物に対する思いや社会問題、スポーツなどについて語ります
by kurukurutomo

終戦記念日とグローバルな考え方

今日は、終戦記念日ですが、本当は敗戦記念日でアメリカの属国になった記念日でもあります。
アメリカでは、原爆投下を正当化するような考えが、一般的になっていますが、
日系アメリカ人の監督による「ヒロシマナガサキ」が全米で放映される事で、本当の核の悲惨さを知り、考え方が変わった人も居ると聞きました。
同じく、「TOKKOU 特攻」というドキュメント映画にも注目が集まり、アメリカ人の特攻隊の意識に少し変化が現れる兆しがあるように思えます。
ただ、日本人もアメリカ人の立場にたって考える必要もあり、戦争否定の私でさえ、子供の頃から、零戦や特攻隊の潔さに何ともいえぬ誇りを感じた事もありました。
だけど、アメリカ側から見ると、特攻隊は現在の自爆テロとダブルみたいだそうです。
日本人から見ると自爆テロと一緒にして欲しくないのですが、相通ずるものは、確かにある事は否定できません。
自分達が信じるものを命をかけて守る裏側で、個人的に恨みもない人達を無差別に殺す事は事実なのです。
私は、北方領土返還に異論はないのですが、それを主張すると同時に、強制労働で連れて行った朝鮮人(韓国人)が、旧ソ連と国交が無かったせいで、自国に帰れず、異国の地で余生を過ごした事実をもっと公表し、自国へ返す努力をすべきだったと思います。
日本人が、勝手に連れて行き、残された人達への配慮が全然無いのは残念です。
在日朝鮮人(韓国人)に対する参政権も消極的で、朝鮮学校を各種学校の枠でしか認めないのに、アメリカンスクールを学校として、先に認めるのは、順番が逆だと思います。
朝鮮戦争でも日本は戦争特需で経済発展しましtが、朝鮮半島が分断されず、日本が分断されてもおかしくなかった事を記憶しておかなければいけないと思います。
戦後の日本は、ある意味ラッキーな高度成長をしましたが、アジアの国々に対し、上から目線ではなく、肩を並べて協調してゆく必要があると思います。
ただ、言うべき事はハッキリ言う事も大切で、真のアジア共同体を作ってゆくことが大切だと思います。
とにかく、戦争だけは、どんな事があってもやったら駄目なんです。
巻き込まれる事もあってはならないのです。

by kurukurutomo | 2007-08-16 00:17
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