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リストーラ久留島の言いたい放題


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by kurukurutomo

傲慢なセリーグが、健全なものになるには...

セリーグ開幕が、文部科学省の介入もあり、4日遅れの3月29日開幕となりましたが、セリーグとパリーグと足並みが揃わないのは不思議な話です。

そもそも、日本のプロ野球は、巨人の為のプロ野球で、2リーグに分かれてからは巨人のいるセリーグだけが、テレビ放映などの恩恵を受けていました。

パリーグは実力はあってもなかなか人気が出なかったけれど、身売りを繰り返しながら福岡や北海道など地方密着型になるにつれて人気も得るようになってきました。
今では、スター選手も多く生まれ、人気の面でもセリーグに追いつきつつあります。

ただ、変わらないのは巨人の為のセリーグという面ですね。
特に、渡辺恒夫氏の影響力は今でも大きなものとして、君臨しています。

セリーグの予定通りの開幕(25日)を強行しようとしたのも渡辺氏の天の声だったと思われます。
関東地区は計画停電で、大変なのに、堂々とナイターをしようとしているのは、空気を読めないのではなく、
単なる驕りだと思います。

巨人が言うことには、他のセリーグの球団は従わざるおえないのです。
一見平等に思えるドラフトも何故か、毎年、トップクラスの選手が巨人に入団します。

逆指名制度もいい加減な制度だと思っていましたが、現在も暗黙の了解のように、単独でいい選手を巨人は確実に獲っています。
今年入団の沢村投手は、ハッキリ言って大人気の斉藤佑樹投手よりも上だと思うし、実際、オープン戦でも他のルーキーよりも格が上であること証明していました。

何故、この沢村投手が競合なしで、あっさりと巨人に入れたのは、事実上の逆指名があったからです。
30年ほどまえの江川投手の時と一緒で、巨人以外には入らないと意思表示をすると他の球団は、手を出さないのです。

すごい選手が集まるから、巨人が強くなる。
強いから、人気が出る。
人気があるから、テレビで放映する。
テレビで放映するから、スター選手が生まれる。

こんなことがこれからも続くプロ野球は健全ではないでしょうね。
それでも、地域密着型の方向に向かっているので、良い方向には向かっていますが、
今回の開幕の件は、日本のプロ野球の傲慢さがまだ残っていることが分かりましたが、
クレームの鉾先が日本テレビに向けられることを避けられたので、日本テレビはホッとしているでしょうね。

大体、日本プロ野球のペナントレースの試合数が144試合もいらないと思うのです。
どうせ、3位以内に入り、クライマックスシリーズに合わせて、上手く調製が出来れば、優勝を勝ち取ることが出来るのだから、今年ぐらい、120試合ぐらいにして、被災の状況を見て開幕をしてもいいと思うのです。

Jリーグは、親善試合を中止にし、リーグ戦がずれ込むことで、日程調整が厳しくなるので、ナビスコカップのシステムを変えて、試合数を減らす予定みたいです。
Jリーグは元々試合数が、プロ野球に比べると数段に少ないので、試合数が減るのは、大きな損害になると思います。

プロ野球は確かに、日本のスポーツの頂点にいるとは思いますが、世界の中では、マイナーなスポーツなので、傲慢な考え方を変えないと人気を落とすことになってしまうと思うのです。

ドラフト制を続けるならば、フリーエージェント取得年数をもっと短くするべきですね。
ポスティングシステムみたいな、お金の為の中途半端な制度はやめた方がいいですね。

まぁ、アンチも含め、日本中の人のほとんどが巨人ファンなんて、馬鹿げていると思います。
例えば、高校野球で、日本国民の大半が、横浜高校を応援していたらおかしいでしょう。

やっぱり、地元を応援する形が自然だと思うので、Jリーグのように、球団数を増やしてゆくのもいいと思うのです。

スポンサーとなる企業が、少ないかもしれませんが、Jリーグよりも収益は多いと思うので、後、四国と南九州と上越と山陰に4つ作って1リーグ8球団にすれば、クライマックスシリーズも価値が出てくると思うのです。
それから、野球版の天皇杯をし、高校以上のアマとプロ球団が真剣勝負する機会もあったほうが、面白いし、底上げに繋がると思うのです。

夢みたいな話ですけど、これぐらいのことが可能な柔軟さと謙虚さを私は求めたいのです!

by kurukurutomo | 2011-03-20 21:31
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