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リストーラ久留島の言いたい放題


自分の歌の紹介、動物に対する思いや社会問題、スポーツなどについて語ります
by kurukurutomo

テレビを観て、日本人を考える!

今日は、雨ということもあり、家でテレビを観て、ダラダラと過ごしました。
だけど、何気なく観ていた番組の中で、印象的なことが幾つかあり、そのことを日記に書いてみます。

昼前にやっていた「せやねん!」という関西ローカル番組で、韓流ドラマファンのトミーズ雅さんがメインの一人である番組で、韓流ドラマファンの女性を50人集めた企画をしていました。

恋愛とは縁が無さそうな世代の方も含め、アイドルの追っかけをするような10代の少女のように、韓流スターをこよなく愛する姿は、次元が違う世界のようにも思えます。

私は、韓流ドラマファンではありませんが、「チャングムの誓い」をふとした機会から観る事になり、このドラマだけは、大ファンになってしまいました。

その「チャングム」の主役であるイ、ヨンエさんに憧れの思いが生まれ、韓流にはまる女性の気持ちが少し分かりました。

それは、韓国人を好きになるというより、現代の日本人が失った昔の日本人の理想像を追っかけているような気がしてくるのです。

韓流ブームを愛国主義の方が、不満に思うかもしれないですが、韓流にはまる人こそ、「本来の日本人を愛する人」なのかもしれないのです。

次は、夕方にやっていた「鶴瓶の家族に乾杯SP」の再放送です。
鶴瓶さんと鈴木杏ちゃんとで、台湾に行き、そこで地元の人たちと触れ合うのですが、
テレビ越しではありますが、台湾の人たちは、素朴さがあり、暖かみのある人が多く、昔の日本の下町人情的な雰囲気があるのです。

台湾といえば、韓国併合とは違ったかたちの統合があり、韓国同様に日本語を教えられたせいもあり、今でも日本語を話す老人が多いのです。

台湾は比較的親日と言われ、中国問題に色々と利用されますが、そんな事はとりあえず置いといて、
台湾の人たちを見ていると昔の良き日本が重なるような気がします。

そして次は、「報道特集NEXT」です。
特集で、不法滞在者で強制送還された子供たちのその後を追っかけていました。
その中で、カルデロンのり子さんも出ていて、そこで、辛い気持ちを抱えつつ、のり子さんは「心は日本人」と言っていました。

他の強制送還された子供たちも「日本に帰りたい」と言っており、日本への思いは深いものが感じ取れました。
彼女たちは、日本で生まれ育ち、日本語と日本の友達と日本文化を自然に身につけたのです。

その子供たちを路上で覚せい剤を売る外国人や外国人の窃盗団と同様に扱うのはナンセンスです。
アメリカのように、日本で生まれたのだから、日本国籍を与える選択肢も検討されてもいいのではないかと考えてしまいます。

そして、今、試合をしている阪神のタイガースの主砲である金本選手は、在日朝鮮人の家系から日本に帰化した選手だそうですが、金本選手と言えば、情に厚く、怪我をしても痛みをこらえて試合に出て、死球を当てられても相手に気を使う人間的にも野球選手としても素晴らしい人です。

その金本選手を阪神ファンは「アニキ」と呼び、現在の阪神の象徴的存在になっています。
何故、金本選手がみんなに愛されるのか考えると、日本人の理想像と重なり合うのかも知れないです。

誤解されてはいけないのは、韓国人や台湾人、フィリピン人がどうでもよく、日本人は本来素晴らしいという訳ではなく、結局は、この東アジアの人々は、習慣や文化や言葉は違えど、基本的に似通っていて、あるべき理想像は、みんな同じではないかと思うのです。

軍国主義国家の日本がすすめた「大東亜共栄圏」というような、日本が頂点に居て、他のアジアの国をまとめる発想ではなく、ヨーロッパのユーロのように、すべてが対等な立場で、協力し合う関係がいいのではないかと思うのです。

中国にも中華思想という思い上がりな思想があると聞きますが、日本と同じようにそんな国粋的な思想の人は一部に過ぎず、企業や文化の交流でお互いを理解しあえる関係を続けるべきです。

アニメ、漫画、音楽と言ったものに偏見は無く、そのおかげで国同士が近い存在になってきたので、東アジア共同体は、やり方次第だと私は思います。

by kurukurutomo | 2009-09-12 22:18
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