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私は、日本が日米安保条約を破棄し、軍隊も武器も持たない平和国家になることを一番に願っていますが、
今の状況で安保が無くなれば、近隣国から守る為という風潮から、軍隊や武器も増強する国になってしまう恐れがあるので、今の現状で安保を破棄するのは、反対というか?危険だと思うのです。 安保条約が、ベストではなくベターだと以前の日記に書きましたが、誤解がないように言い換えると「その方がまし」かもしれないということです。 アメリカの軍隊に守られるということは、アメリカが加担する戦争に間接的に関わることになるので、平和主義に疑問を感じる人もいるでしょうが、サン・フランシスコ条約で、表向きな独立国家を得たようですが、実際はアメリカの属州に過ぎません。 ただ、戦争敗戦国である日本が、中国、ロシアがアメリカと戦後処理をされていたら、日本は今の日本にはなっていなかったでしょう。 最悪、資本主義国と共産主義国に、2分されて家族がひき離されていたかもしれないのです。 私は、朝鮮半島の分断は日本の身代わりになったような気がするので、朝鮮戦争での特需も含め、朝鮮半島には、大きな迷惑をかけたと勝手に思っています。 直接的な責任は日本にはありませんが、道義的に責任があるように私は思うのです。 なのに、日本人の一部の者たちは朝鮮民族を差別したり、侮辱したりします。 日常では、そんな差別的な発言をする人はいませんが、ネット上では、自分の正体が明らかにならないことをいいことに、平然と差別的な書き込みをします。 長い歴史の上で、日本は朝鮮半島に侵攻したことはありますが、日本は侵攻されたことはありません。 なのに、このような差別をする者が無くならないのは残念で仕方ありません。 話は戻り、 安保が無ければ、近隣国が攻めてくることは私自身考えられないことですが、日本の今の風潮では、安保もなく、軍備を持たない「丸腰」では、近隣国に領土を犯されて、日本が占領されてしまうと思っている人が大半だと思われます。 中国との尖閣諸島や韓国との竹島問題は、漁業権もあるとは思いますが、それぞれの国の保守層に対する意思表示であり、内政を守る為には、引くに引けない事情があると私は思うのです。 私が考えるに、資源も国土も狭い日本を色んなリスクをおかして侵攻してくる必要は無いと思うのです。 中国やロシアは日本に対して欲しいものは、技術やブランド(安全など)なのです。 だから、日本のものを奪う方法は、軍備ではなく、マネーなのです。 中国は、日本の清流を得る為に、水源のある山を買いたがり、ロシアは技術の高い工場のある町ごと買収したいと思ったりしているようです。 これは、中国やロシアの脅威ではなく、国内問題なのです。 大企業ばかり優遇し、守ってきた日本政府は、中小企業などの町工場の技術を軽んじて、不景気の波から中小企業を守ってきませんでした。 言わば見捨てた感じもあり、そんな状況に中国などの近隣国が、目をつけて手を差し伸べた結果が技術の流出に繋がったと思うので、日本を守るか守れないかは、国内問題なのだと私は思うのです。 中国は脅威と言っても、アメリカを敵に回したら、それ以上の脅威を感じるでしょう。 もし、日本がアメリカと決別することになれば、 アメリカは軍事的な圧力は与えて来なくても、経済的な圧力を与えてくるから、 資源の無い日本は、弱い立場に置かれてしまうのです。 将来、日本が真の独立国家になるには、武力ではなく、技術の躍進しかないと思うのです。 今までのようなエネルギー利権に向かわず、石油、石炭、天然ガスに替わる新たなエネルギーの開発です。 メタンハイドレードやオーランチオキトリューム、水素エネルギーなど安全で無害で、日本の中で作れるエネルギーを予算を組んで、作り出してゆくことだと思うのです。 将来、安保条約もなく、軍隊も軍備も核施設も持たない平和な国を作り、相手を尊重し、「思いやり」や「もてなし」の精神で、日本の良さを世界にアピールし、日本発信の平和主義を世界に広げてゆくことが夢ですね。 だから、日本の技術を良い方向に導いて欲しいです。 だけど、世界の原発の原子炉は日本製が殆どらしく、特に日本製鋼の鋼鉄の原子炉は他の国に真似が出来ないくらいだそうです。 日本の鋳型の技術は、まだまだ他国より勝っているので、これからは原子炉ではなく、もっと安全で平和的な物を造って欲しいものです。 中国で、クロネコヤマトの宅急便が新しい風を吹き込んでいるように 幾つかの日本の企業が日本独自のサービス方式で、中国企業に挑んでいます。 生活レベルが急速に上がっている中国人たちも日本式のサービスを見直していて、日本気質の良さを外国も評価してくれるようになっています。 日本の誇りとは、軍事的な対抗ではなく、日本特有の「思いやり」や「もてなし」の精神だと思うのです。 戦争、暴力、差別の根絶を日本が率先して世界を導いてゆくことを願う私を机上の理想論と馬鹿にするかもしれませんが、理想を失ったらおしまいだと思うので、この理想はこれからも持ち続けます。 以前より、友人からフェイスブックを勧められていて、日記はそちらの方で書きたいと思うので、 このブログでの日記はこれで最後となります。 読んで頂いた方は今までありがとうございました。 フェイスブックでまた会えることを楽しみにしています。 #
by kurukurutomo
| 2012-04-07 21:20
原発事故以来、テレビは本当のことをどれ程言っているのか疑問が増してしまうのですけど、
テレビに出てくる保守系のコメンティターの言動を聞いていると素直な日本国民に悪影響を及ぼしているように、私は感じてしまいます。 中国ネタのバッシングは、意図あるように感じてしまい、中国の悪い一面を取り上げて、それがすべてのように誇張し、中国への嫌悪感を待たせる感じがします。 確かに、中国国家はろくでもない国家だし、人民解放軍は危険な軍隊だと思います。 それに、個人主義が目立つ中国人が多いのは現実だと思いますが、私は、中国の問題点は一党独裁で、しかも毛沢東の思想を継ぐ、偽りの共産主義が原因だと思うので、本来の中国人は日本人がイメージする感じの民族ではないと思うのです。 保守系評論家は、中国の民族浄化政策やパクりや拝金主義などを強烈に批判します。 確かに、どれも問題があり、正される必要があると思います。 ただ、フェアーで無いのは、日本も民族問題はあり、昔から単一民族であったわけではなく、アイヌ民族首長シャクシャインに和睦を装い松前藩が暗殺したことや琉球王国を一方的に攻撃した薩摩藩で見られるように、小数民族を力で同化した歴史は、あまり語られないのです。 戦前からの皇民化政策も論議されることはあまりありませんし、中華思想と大東亜共栄圏も外国からみれば、結局は自分たちの民族が中心でなければいけないという風に感じると思うのです。 パクり問題でも、日本は経済発展の途中で、パクりはあったし、自動車や家電でも欧米の真似をして本物を生み出してきたし、当初の家電はイギリスのメーカーにパクりだと訴えられていた事実があったのです。 私が行ったスキー場のハンバーガー店で「マクドナルホド」という店があったり、けっこうパクッていることもあり、今ほど著作権に対して厳しいという感じは無かったのです。 中国の食の安全性も高度成長期の日本も似たことがあり、チクロ、合成着色料で育った私たちの世代は、人体に悪影響のあるお菓子を食べさせられていました。 別に中国を擁護するわけではなく、保守系評論家たちが、中国の悪口を言うことで、日本は良い国だと思わし、日本の水面下にうごめく悪に目がいかないようにしているようにも思えます。 中国のバッシングする前に、日本社会に蔓延る問題点をもっと明らかにすべきだと思うのです。 原発利権においても、大切なことには触れず、正義感ぶって物を言っているようですが、本当のことは言っていないのです。 他にも以前は、席を共にしていた評論家の上杉隆氏のメディアからの締め出しも誰も触れないのです。 結局、テレビでコメントを述べる者は、自分の思想信条によって偏りがあり、自分の保身に関わることは口を塞ぐのです。 それなら、言い切ったりしたりせず、自分が述べることが、すべて真実であるかのような言い方は止めるべきです。 日本では個性やキャラが受け入れられると肯定的にその人を見てしまいます。 単なる娯楽ならいいのですけど、最近のテレビ番組は、芸能ゴシップも政治も外交もすべて同じテーブルで語ってしまい、友達同士の井戸端会議のような雰囲気になっているように思えます。 関西に住みつつ、関西の番組を批判するのは裏切り者と思われるかもしれませんが、特に関西ローカルの番組は、その傾向が酷過ぎて、番組のクオリティの悪さに腹が立ちます。 (まぁ、他のローカル番組を知らないので、私の決め付けかもしれませんが) 国単位だけでなく、人に対しても、一つのイメージが固まるとその方向で決め付けた偏りのある番組の内容になっています。 確かに言っていることが真実の事でも、悪い面だけを強調し、良い面は取り上げないというような芸能リポーター並みの内容が多いです。 兎に角、芸能ニュースの枠で扱うようなニュースをあまりにも多くのところで報じ過ぎですね。 オセロの中島さんと占い師の件でも異常な感じがします。 それに、真実が判らない状況でも中島さんが被害者で占い師が悪いというのが前提で番組を作るのはどうかと思います。 それに、「洗脳」とか「奪還」とかイメージだけで、優先される言葉の引用は、例え白いものでも黒いと言い切ることで、世の中の風潮はイメージだけで決め付けられてしまう怖さがあります。 そういった日本の危機感を感じる者は少なくないようですが、その危機感の捉え方が理解し難いことも多く、 韓流批判の件でも、同調する日本人が、少なくないというのが、不思議であり、情けなく思うのです。 一部の右翼団体があおる韓流偏重反対デモも日本を駄目にしているのは、近隣国ではなく、日本の中枢にいて、国民を犠牲に至福を肥やす悪い奴らが一番の問題なのに、そこには目を向けていかないのは何らかの策略があるのか、本当の馬鹿なのかと思ってしまいます。 韓流が嫌なら、見なければいいのに、大晦日に巨大テレビで紅白をみんなで視て、韓国人アーチストが出てきたら、「帰れコール」するなんて、本末転倒だと思わないのでしょうか? 世界の人たちがこれを観たら、日本人として恥ずかしくてしょうがありません。 実際、フジテレビをターゲットにしたデモですが、衛星放送を含めたら、他の局も昼間は韓国ドラマをよくやっているし、テレビ東京なんかは、もっと韓国など東アジアの音楽を凄く推しています。 フジテレビでもゴールデンタイムには殆どやっておらず、働いている人が観れない時間帯の放送が主で、 「観なければいい」というよりも、「録画しないと観れない」時間帯だと思うのです。 韓流を国家的な戦略であり、日本での流行りも仕掛けられたものだと言う者もいますが、韓国市場の小ささから外に目を向ける戦略は当然のことだし、日本でのブームも当たり前のことをしているだけで、 流行というものは、金儲けの為に、誰かが仕掛け、それが火付けとなり、大きなブームになれば成功になるし、仕掛けてもそれに乗る者がいなければ、失敗に終わるだけで、大衆が受け入れるだろうものを提供し、演出することは、経済の一つであり、誰も受け入れないものをゴリ押ししても損をすることはしないので、韓流の押し付けという考え方は、経済的におかしな考え方です。 本当に日本を憂い、危機を感じてデモするなら、向かう方向が違うことを認識すべきです。 結局は、国粋的な外国人排除のお祭りにしか見えないのです。 話は戻り、先日、報道ステーションで古館キャスターが「原子力ムラ」の存在を取り上げて、圧力に屈しない意見を述べたことでも、保守系のキャスターは「あれは番組宣伝だ」と批評したのです。 同じ、ジャーナリズムに関わる者なら、素直に評価し、応援すべきだと思うのに、あんな言い方をするのには呆れてしまいます。 それに、番組の中で、「原子力ムラ」のことには全く触れず、やはり、テレビでは禁句のようになっていることを確信してしまいます。 結局は、スポンサーなど利権が絡むメディアでは言えないことがあるので、保守系のコメンティターの言い切るようなパフォーマンスに踊らされないようにしなければいけないと思います。 原発問題でもテレビでは当時の管首相を悪いことのすべての要因のように言っていますが、海外の番組のインタビューや新聞では、評価できる面もあり、少なくとも管さんは原発利権に染まっていない少ない政治家だったことが判ります。 東電を中心にする原子力ムラを守る為に、当時の管内閣の責任に押しつけている感じが私には感じます。 テレビの政治評論を取り上げるバラエティ系の番組は斜めから視る必要があると私は思うのです。 特に、中国バッシングをして盛り上がる番組は疑った方がいいですね! #
by kurukurutomo
| 2012-04-07 14:27
晴れて、カンボジア代表として、ロンドンオリンピックに出場が決定した芸人の猫ひろしさんについては、賛否両論あるようですが、テレビのメディアでは祝福ムードで猫さんのニュースを放送しています。
私は、個人的に反対の意見で、猫さんがカンボジアにどれほど定着し、言葉などの文化を受け入れて、カンボジアという国のことを理解しているのか不明で、オリンピックに出る為の手段だけの感じがします。 オリンピックが済んだら、日本へ戻り、カンボジアと疎遠になるのなら、国籍という概念は凄い曖昧で、何の意味もなさないいい加減なものだと思ってしまいます。 まぁ、カンボジアの国籍に対する基準が甘いのは、仕方ないにしても、IOCがこれをあっさりと認めてしまうのはおかしいと思うのです。 それだったら、オリンピック基準以下に達しない国に対する特別枠なんて作る必要は無いと思うのです。 今回のカンボジアのマラソン枠は、陸上競技でカンボジアはすべて基準以下だったので、特別枠で、男女一人づつ参加を認めるということなのに、こんな形で外国人が貴重な一枠を奪ってしまうのはおかしいと思うのです。 猫さんがカンボジア国籍を取り、オリンピックに出ることで、カンボジアにとって、何かしらのメリットがあるのだろうけど、カンボジア国民の人たちはどう思っているのだろうか? テレビでは、何の反対も無いような雰囲気だけれど、ワタミの社長であり、カンボジアで学校を作ったりして支援をしている渡邉美樹氏が言うには、国民は反対しているみたいです。 猫さんには、頑張って走ってもらいたいものですが、それ以上に、オリンピックを通じて、そしてオリンピックが終わった後も、カンボジアに何かしらの貢献をして欲しいものです。 ところで、直ぐに日本に帰化することは可能なんでしょうか? もし、オリンピックが終わり、直ぐに日本に帰化できたならば、猫さんを軽蔑するし、国籍という概念に、より一層の不信感を抱いてしまいます。 それにしても、記者会見ぐらいカンボジアでやった方がいいと思うのですけど… #
by kurukurutomo
| 2012-03-27 09:32
昨日は、まんぷくブラザーズだけの3人で、ライブをしました。
一部は、個々のソロをして、2部はオリジナルの新曲を15曲ほどし、最後は桂雀三郎師匠とのユニットで演奏している「それぞれの味」「そよ風のラブソング」「ヨーデル食べ放題」で締めくくりましたが、3人でやる歌が出揃ったのが4日前だったので、本当に大変でした。 納得した出来にはなりませんでしたし、個人的にも課題ばかりが見つかったライブでしたが、 いい経験にはなりました。 来場して頂いたお客様には本当に感謝でした。 今日は久しぶりにパソコンを開く時間が出来て、先日、抽選の応募をしていたkaraのコンサートの抽選結果が出ていたので見てみると、やっぱり、落選でした。 ぴあの一般発売も既に、売り切れていて、どうやら、あっといおう間に立ち見まで売り切れたそうです。 先日、ツアーの初っ端だったソウルでのコンサートが噂によると、入りがもうひとつだったみたいなので、 もしかしたら、抽選で当たるのではと思っていましたが、残念な結果になりました。 それでも、会場がガラガラより、チケットが取れないぐらい人気が高い方が、ファンとしては嬉しいので、生で観ることは出来無さそうだけど、落選したことが少し嬉しい気もします。 私は、人前で演奏したりするのですけど、人ごみが苦手で、多くの人が集まるコンサートは行く気持ちには、 なれなかったのに、karaだけはそんな苦手な事以上に、生で観てみたいという気持ちが勝ったのは、自分でも不思議な感じがします。 ただ、メンバーのギュリさんは声帯の手術で喉に不安があるし、二コルさんも足の靭帯を痛めているみたいで、今日のMUSIC JAPANでも踊れない状態なので、日本ツアーが近づいていることを考えると、楽しみな反面、心配にもなってきます。 無理はしないで欲しい気持ちもありますが、ベストのフォーマンスも演じて欲しいし、複雑な気持ちになってしまいます。 karaって何故か、怪我が多いように思えますね、確かスンヨンさんも以前足を怪我していたみたいだし、怪我をしないのもプロとしての条件ですけど、karaの場合は頑張り過ぎている事が、怪我に繋がっているような気がしますね。 私は、「STEP」のような激しいダンス曲より、「アンブレラ」のような可愛いくゆったりとした振りの曲が好きなので、身体に負担の無いような、可愛い振りの曲をもっと歌って欲しいですね。 karaファンの中でも人気の高い歌では無いのですが、「スイートデイズ」(日本語版はウィズ)の歌っている動画を観た事がないので、是非、コンサートで歌って欲しいですね。 そして、コンサートを収録したDVDを発売して欲しいです。 コンサートのチケットが手に入らなかった者のささやかなお願いです。 歌だけでなく、バラエティでも楽しませてくれるkaraは、これからも日本と韓国で活躍して欲しいですね! #
by kurukurutomo
| 2012-03-25 22:40
東京の人は観れない読売テレビで制作する「たかじんのそこまで言って委員会」は、保守を強調するレギュラーメンバーで、中国や韓国をバッシングするある意味画期的な番組です。
私は、呆れながらも毎回録画して観ておりますが、私のように斜めから観る人は少なく、保守的、国粋的な考えを持ち番組を称えながら観ている視聴者がほとんどかもしれません。 この番組が東京で放送をしないというか、放送できない要因はあまりにも偏りのある番組内容だからだと私は思います。 この番組で、言いたい放題に物を言うコラムニストの勝谷誠彦氏は、誰も言わない裏の話や真実を主張し、言い切るところは、視聴者に受けているようで、私も同感することは多いのですが、この人は防衛問題になると自分の思想信条に沿った見方しか出来ず、特に中国に関する事になるとすべてを否定的に述べてしまうのです。 それから、軍国主義下の軍隊に関しても擁護することをよく言い、核兵器を容認しているようなことも言ったりします。 本当に、日本の国民の為に真実を語るのならば、何故、原爆投下を軍部は知って黙認した疑いがあることを何故、取り上げ、当時の軍隊は国民の幸せを第一に考えてはなく、自分たちの保身を優先したり、国体の事しか考えていなかったことを言わないのかと私は不信感を持ってしまいます。 勝谷氏に関わらず、特に保守論者は自分たちの思想に都合の良いことだけを主張し、過去の戦争責任を軽視するようなことを言います。 まぁ、右左関係なく、自分の思想信条で偏るのは仕方ないことですが、番組全体がひとつの方向に向いているのは問題があると思います。 関西の番組ではよく観られるのは、ある一部の事例を取り上げて、すべてがそうであるかのような言い方をすることです。 今日の「そこまで言って委員会」でも勝谷氏はコンビニの中国店員の対応について文句を言い、日本に来ている中国人がそうであるかのような言い方をします。 確かに、中国に限らず、外国では店員の対応は悪く、日本は接客態度の面ではズバ抜けていいと思います。 だけど、私自身色んな外国へ行き、買い物をしたりしたことはほとんど無いので、テレビを通して聞いた情報をそのまま受け入れているだけで、分かったようなことを言うのも危険だと思います。 私は少なくとも日本で働く外国人、特に中国人の店員を見ていてそんなに悪い印象は無く、結構、日本のやり方を学んで頑張っていると思うのです。 あるラーメン屋で日本語にもまだ不慣れで、色んな客が注文する対応に戸惑いながら、店主に教わりながら一生懸命に頑張っている光景をみると、日本人が中国でこれほど前向きに頑張れるだろうかと考えてしまうのです。 勝谷氏は頭も良く、情報力も豊富なのに、このような偏った考えをするのは勿体無いような気がします。 はやく、民族単位で考えるのではなく、一人の人間としてのグローバルな考え方をしてもらいたいものです。 そう言えば、この番組には、奇抜な保守論者が出てきますが、今日は惠隆之介 という元自衛官の評論家が出ていましたが、この人は沖縄出身でありながら、沖縄戦を美談的に捉え、集団自決を愛国心の反映のように言い、逆に、軍が自決をしようとする沖縄の人たちを自決しないように食い止めようとしたみたいなことも言っているみたいです。 当時の軍隊は沖縄民に手榴弾や銃を渡して、自決を促した部分もあり、自決を防ごうとする軍人もいたかも知れないですが、それは極一部だったと思われます。 戦争体験の証言でも壕の中で、泣く赤ん坊を黙らすように母親に口を塞ぐことを命じたり(殺してしまわなければいけないケースもあったようです)、一般市民を壕の外に放り出したりした軍隊もあったようです。 私は、当時の軍人が悪いという発想ではなく、軍国主義という体制と中枢にいた人たちに大きな問題と責任があったと思うのです。 絶えず、戦争に対して全否定してゆく必要があり、もし、太平洋戦争で日本が勝っていたら、このような自由で高度な経済成長した国にはなっていなかったと思うのです。 それに、アメリカに単独的に占領されたことは、国が分割されることなく、急速に復興したのは、すごくラッキーだと思うので、それを忘れ、憲法9条や日米安保を全否定するのは、思い上がりだと思うのです。 惠隆之介 は、番組の冒頭に、たった一回の敗戦で、日本は自信を無くしたかのようなことを言っていましたが、こんな考えを持つ者が自衛隊にいたと考えると怖い気がします。 それに、テレビでこんな発言を許す番組にも問題があると思います。 戦争を肯定するような発言は、断じて許すべきでは無いのです。 私は日米安保を正しいとは言い切れませんが、少なくとも今の日本の選択肢の中ではベターであり、仕方ない選択だと思います。 実際、60年以上日本が戦争に関わることなく、平和に暮らし、徴兵制度で無理やりに兵役に入ることも無かったので、メリットの方が、断然大きいと思うのです。 安保を解消し、日本が独自に軍隊を持てば、当然、軍事費も増え、核兵器も持つことになるでしょう。 徴兵制度も必要となり、私たちの生活は変貌してしまうでしょう。 日本が、今やるべきことは、無駄な既得権益を無くし、新たなエネルギー開発に投資し、外国に負けない技術で日本特有の資源確保をしてゆくことだと思うのです。 日本に住み、日本を愛する者であれば、民族は関係なく、日本にとって有益になるならば、外国人を積極的に受け入れてゆくべきでしょう。 何もせず、日本の誇りとか言って、民族差別をするようなネット上の馬鹿こそ、日本にとってマイナスになってしまうと私は思うのです。 #
by kurukurutomo
| 2012-03-18 16:09
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