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リストーラ久留島の言いたい放題


自分の歌の紹介、動物に対する思いや社会問題、スポーツなどについて語ります
by kurukurutomo

上野のパンダ「リンリン」頑張って!

私は、動物の歌を何曲か作っていて、5月1日の吹田でのコンサートでもアジア象の歌を歌わしてもらうのですが、先日、インドの寺院で雄象が暴れ、調教師(象使い)3人が犠牲になってしまいました。
本来、アジア象はアフリカ象よりも温和で、人の言う事をよくきく象なのですが、
発情期に加え、お酒に酔った人が象に刺激を与えた為に、暴走になってしまったと報じていました。
時折、アジア象は象使いを襲う事があるそうで、とても恐い面もある象ですが、
象は、決して理由も無く暴れる事はなく、それなりの理由があると聞きます。
だけど、今回のように、人を殺してしまうと、理由はともかく複雑な気持ちになってしまいます。

人と動物の間には、共存できる部分と出来ない部分があると思うので、人間の一方的な理屈で、動物をしばるのは、人のオゴリになってしまうかもしれません。

話は、少し変わりますが、中国の外交の大使として貢献しているパンダですが、日本でただ一頭だけいる日本所有のパンダ(神戸、和歌山のパンダはレンタル)、上野動物園のリンリンが、高齢の為、体調を崩し、今日から公開を中止しています。

リンリンも高齢なので、無理をさせず、少しでも長く元気で長生きをしてもらいたいです。
当然、私はパンダが大好きなので、「気楽なパンダ」という歌を作りましたが、
決して、パンダは、気楽な存在ではなくて、外交の手段として本来住む高地ではない土地で暮らし、体験しなくてもいい夏の暑さも経験し、人に見られるというストレスも溜まっていると思うのです。

6日に来日する胡錦濤国家主席のタイミングに合わせ、中国からパンダ2頭を借り受ける話がされていると噂が出ています。そうなると、個人的には嬉しいのですが、動物が本来住むべき地を離れると言う事は、自然の掟を破っているような気がします。
兎に角、リンリンよ、頑張って元気になって下さい!

by kurukurutomo | 2008-04-30 00:53
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