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リストーラ久留島の言いたい放題


自分の歌の紹介、動物に対する思いや社会問題、スポーツなどについて語ります
by kurukurutomo

K-POPを支える音楽家たちの源

関税を取っ払う貿易を自由に活性化させるだろうTPPの加盟に関して、
賛否両論が入り乱れ、どちらが日本にとって良いのか?
正直分かりませんが、農業を守る政策をとってきた今までの政府のやり方が
日本の国益を損なう結果になっているので、思い切った転換の時が来ているようにも思えます。

反対派は、林業における輸入木材のせいで、国内の木材が売れず、大きな痛手になっていることを例に
農業でも同じ様なことが起きてしまうと言っています。

国内の木材は、そもそも杉の植林をすすめる上で、林道の建設などの公共事業を利用した利権が問題であり、根本的な政策のミスだと思うので、
私はこれは違うと思うのです。

韓国は、国内市場が小さい為、国外の市場に依存しなくてはいけないので、高い関税をかける農業のマイナス点を承知で、関税をかけないという道を選び、そして、国をあげての企業の販売に
後押しをしています。

そのおかげもあり、サムソン、現代自動車のように、電気製品や自動車の販売を伸ばし、特に、電気製品では日本を圧倒しています。
企業間の格差が生まれ、問題は無いとは言えませんが、国益の面から言えば、政策の大成功だと思います。

韓国は、芸能面でも国をあげてのバックアップもあり、日本を中心としたアジアでのK-POPブームは戦略が上手くはまった結果だと思います。

だから、日本語も流暢で、バラエティでさえも対応してしまうほどなのです。
東方神起やBOAのように、日本での活動は日本人が作る歌を歌っていましたが、KARA、少女時代などの歌は、韓国人のプロデュースによるもので、グレードの高さを感じます。


昔、韓国の音楽と言えば、演歌調で、ポップなイメージは無く、日本よりかなり遅れているイメージが私にはありました。
韓国の音楽が、日本人に受けるようなものではないと勝手に決めつけ、見下していた感じを私は思っていました。
それに、日本の文化を規制していたので、日本の歌なんて知らないだろうし、拒絶している人も多いと思っていました。

だけど、現在のK-POPをプロデュースする30代、40代の作曲家たちは、安全地帯を筆頭に、日本の音楽を密かに聞いて、大きな影響を受け、憧れを持っていたそうです。
当然、表の市場では、日本のメディアは売っていないので、裏のルートから取り寄せていたのでしょうね。
そこまでして、日本の音楽を受け入れ、好きになってくれたことに驚きと嬉しさを感じます。

日本でも「冬のソナタ」から韓流ブームに火がつき、今では老若男女を問わず、韓国の文化を自然に受け入れています。
私は、民族性、文化、習慣の違いから、国同士の対立を解決してゆくには、相手のことを尊重し、素直に受け入れることで
相手もこちらの良いところを認めてくれるようになるので、政治には出来ないパワーをすごく感じるのです。

日本のAKB48もいいし、韓国のkaraもいいし、お互い前向きな競い合いをしてゆければ、過去の歴史に拘らなくていい関係になってゆくような気がするのです。
日本人同士でも、お互いに違いを認め合い、尊重しあえることは難しいですが、それが出来れば、必ず得るものは大きいと思うのです。

by kurukurutomo | 2011-02-08 16:55
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