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私の両親は戦争を体験している世代ですが、幸いなことに、父は戦場の最前線に行く事もなく終戦を迎え、
母は朝鮮鉄道の職員として働く祖父の関係で、生まれて終戦までは朝鮮半島で暮らしていたので、日本内地の酷い空襲を経験していなかったようです。 それでも、軍国教育の為、「日本は神の国なので、戦争に負けるはずがない」と信じきっていたそうです。 新聞でも日本の戦況が悪くなっても、良い事しか書かず、快進撃を続けているように戦争を後押しをしていたのです。 戦後、朝日新聞を筆頭に、各新聞社は、軍国主義国家の手先のようになり、戦争を止める努力を怠ったことを詫びましたが、実際、軍国主義国家になってしまったら、戦争を止める事なんて到底出来ないと思うのです。 だから、軍国主義国家になる前に、その流れを止めないと、戦争というものには歯止めが利かないと思うのです。 何故、戦争は起きるのでしょうか? 国家の利益を守る為、愛する家族を守る為、祖国、故郷を守る為とよく言いますが、 実際は、何も守ることは出来ず、殺し合いの連鎖で、肉体的だけでなく、精神的にも大きな傷を残しました。 毎年、終戦記念日に日本の総理大臣が「靖国神社参拝」において、色々と問題になりますが、何故、靖国神社でなければいけないのか?大きな疑問を感じます。 中国、北朝鮮、韓国の政府が参拝を非難するのは、策略的なものを感じるので、私でさえもちょっと不快感を感じます。 ただ、戦争のシンボル化として受け取られている靖国神社を政治家たちが、あえてこの日に参拝するのか? 私には理解できません。 麻生総理は、近隣諸国に配慮して行かないみたいですが、総理でなければ行くというのもおかしな話しです。 麻生総理は、カトリック信者と聞きます。 だったら、「宗教上の理由で、私は、教会で戦没者慰霊をします」とすればいいと思うのです。 何が言いたいのかと言うと、勝手に慰霊された戦没者の中には、神道以外の宗教信者もいると思うのに、何故、靖国神社に集め、この場所以外に、国立戦没者追悼施設を作ろうとすることに反対するのか? 私には、理解できません。 別に、「靖国神社を潰せ」なんて言っているわけではなく、靖国神社に個人の意思で行くのは、自由なのです。 ただ、宗教色の強い靖国神社を日本唯一の戦没者追悼施設とするのは、明らかに間違っています。 だから、無宗教の国立戦没者追悼施設を新たに造ることには、大賛成です。 そもそも、天皇陛下が、靖国神社に参拝していない事実を謙虚に受け入れるべきです。 私は、今の天皇陛下、皇太子殿下を尊敬し、平和の為に貢献していると思っております。 そんな皇室の平和への思いに対し、足を引っ張る人たちは、日本人として恥ではないのでしょうか? 靖国神社を特別な存在にはせず、多くある神社の一つとして、普通に参拝できる神社として扱えればいいと思うのです。 他の神社と靖国神社というものの存在の違いを感じることがおかしくて、8月15日ではなく、1月1日の新年の初詣の話題になることの方が自然だと思います。 民主党の代表である鳩山氏が、国立戦没者追悼施設を建てることを提案していますが、何故、反対するのか?戦後64年経ってもこんなことで論議される事自体が不思議でなりません。 硫黄島では、多くの日米の兵士が戦死しましたが、この地は唯一両国合同の慰霊碑があり、両国の遺族達が一緒に、慰霊するのです。 宗教、民族を隔てるのではなく、戦争で犠牲になられた方々全員を慰霊し、二度と戦争を犯さない誓いをしてゆくことが大切で、思想やプロパガンダに利用することは許されないことです。
by kurukurutomo
| 2009-08-16 13:11
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